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木蓮は散り際
夜道に光が落ちているようで
花弁を踏まないように歩く
風が吹いて
行方を見れば
消えそうな三日月
花を照らして滴る月光
落ちる花は風に運ばれ
行く先知らない小舟のよう
誰が乗っているの
漕いでいるのはどなた
いくつもの光の中で月を見る
#詩
#photo by きょうにゃん様 https://t.co/felae9PUO1

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もんにゃん

想い